沸騰! 日本サラブ列島BACK NUMBER
同日に3つのGI、そしてオジュウ。
競馬界で起きた珍しい盛り上がり方。
text by

島田明宏Akihiro Shimada
photograph byKyodo News
posted2018/11/05 16:30

福永祐一の手綱でJBCクラシックを制覇したケイティブレイブ。今回初めて生で見たというファンも多かっただろう。
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2歳GIにも影響を与える可能性が?
かつて、秋の東京で土曜日にジャパンカップダート、翌日の日曜日にジャパンカップと短い間隔でGIを開催していた時期はあったが、やはり土曜日だと観客も少なく、注目度も今ひとつだった。
どうせ12月は香港国際競走に多くの日本の一流馬とトップジョッキーが行ってしまうのだから、それと重ならない日程で、同日に同じ競馬場で2歳の牝牡のチャンピオン決定戦を実施してもいいのではないか。JBC3競走をJRA・GIとして同日に実施したという「前例」ができたことは追い風になるだろう。
そんなことを考えさせられた、なかなかエキサイティングな週末だった。
