杉浦忠の名言
2年目になって、力を入れるより、力を抜いた方がいいと分かった。
杉浦忠(プロ野球)
南海のエースとして活躍した杉浦は、プロ2年目の1959年に38勝4敗、防御率1.40。そして巨人との日本シリーズで4連投4連勝という驚異的な成績を残した。この急成長の理由を、「8割方の力で、ファウルを打たせることができるようになったこと」と語っていた。「新人の年は、すべてのボールを10割で投げていた。それで打たれると、今度は12割の力で投げようとしていた」「試合展開にもよるけれど、2年目は10割の力で投げたボールが、1試合に30球もなかったんじゃないかな」。常に全力を出せばいいというものではないのだ。
Number537号(2001/11/29)
- << 前の名言
- 次の名言 >>
杉浦忠の最新記事

酒の肴に野球の記録
巨人・長嶋茂雄「顔も見るのも嫌」“対戦打率.193”大の苦手は村山実でも江夏豊でも星野仙一でもない…“一茂とも対決”唯一の投手は?
広尾晃Kou Hiroo
プロ野球
2025/06/15

酒の肴に野球の記録
「長嶋茂雄世代」は本人以外もスゴすぎ…最多本塁打・安打・打点が“長嶋ではなく野村克也”、200勝投手2人に「じつは“あの青汁俳優”も」
広尾晃Kou Hiroo
プロ野球
2025/06/04

プロ野球PRESS
18歳なのに“プロ野球で敵なし”状態…松坂大輔の全盛期はいつだったのか? 21歳の沢村賞に反対の声も…「あの日、選考委員が語っていたこと」
太田俊明Toshiaki Ota
プロ野球
2023/09/24