黒田博樹の名言

僕らは市民球場でまったくお客さんが入らない時代も、万年Bクラスの時代も知っています。誤解して欲しくないんですが、カープは今はすごくプロ野球のチームっぽくなった（笑）。もちろん、いい意味で。

ヤンキースからの残留要請を断り、古巣広島カープに帰って来た。渡米前のホームグラウンドだった広島市民球場は取り壊され、カープは2年続けてAクラス入りを果たした。カープは変わった。だが、「東京のチームには負けられないという気持ちを持って野球をやってました。そういう気持ちが根っこにあるから、僕も帰って来たんじゃないですかね。カープだから帰って来られた」と黒田は語る。黒田の心にあるものは、何も変わっていないのだ。

Number878号(2015/05/21)