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いつも心に“大洋”を!
異能の脳外科医・近藤惣一郎の半生。 

text by

村瀬秀信

村瀬秀信Hidenobu Murase

PROFILE

photograph bySoichiro Kondo

posted2014/02/24 10:40

いつも心に“大洋”を!異能の脳外科医・近藤惣一郎の半生。<Number Web> photograph by Soichiro Kondo

2月5日、キャンプ地・宜野湾で三浦大輔番長とツーショットをきめる近藤氏。

大洋、横浜、DeNAのファンであることが誇らしく。

 インタビュー時間、3時間半。終始一貫、大洋ファンであることの有効性を説かれたことで、自分自身、大洋ファンであることが誇らしくなってきた。

 そして、どうしようもなく最悪すぎる状況も、毎年毎年ボロボロに負け続け、内川や村田が去り、藤田が出され、古木が格闘家になったことを考えれば……襲い来る人生の荒波も微笑みと共にやり過ごせようというもの。

「そうです。我々が“ファン”として胸を張って誇らしく生きていくことが大切なんです。極論ですが大洋ファンに、悪い人はいません。実際ヘンな人も多いですが(笑)。いつも大洋を心に置いて、それぞれの人が、自分の人生をしっかり生きてこそチームを愛することにつながるのです。そして自分達が応援するチームを誇らしくできるのは、選手や球団関係者だけで無く、ファン一人一人にも その力があると思うのです」

 2014年のシーズン開幕もあと1カ月余り。これからはじまる長いシーズン「もう、こんなチーム嫌だ!」そんなことを感じてしまう時が、目の下にクマを作ってしまう時が、ファンや球団関係者、ベイスターズ選手、時に中畑監督でさえもあるかもしれない。

 そんな時は、ハマスタの一塁側エキサイティングシートに鎮座するサムライヘアーを探してみればいい。弱さも脆さもひっくるめ、このチームと共に誇らしく前に進む生き方を、はたまた、ベイスターズという底の見えない病に冒された際の処方を、この名医は教えてくれる。

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