清武英利の名言 

目の前にある日本のプロ野球界でまず自分がどこまでやれるか試したい、という選手が多いらしいですから。

清武英利(プロ野球)

巨人の球団代表兼編成本部長時代の清武氏は、自チームだけでなく球界全体が抱える諸問題にも積極的に発言していた。「ドラフトにしても、完全ウェーバーっていうのは僕は米国型ウェーバーと言った方がわかりやすいと思います。アメリカはアメリカ以外に流出することはありえない、そういう中でのウェーバー方式だからです。日本は常に人材が向こうに流出することを考えないといけない。9年間、自分が本意でないところに縛られることを考えると……」と、戦力均衡を主眼としたウェーバー制度をやんわり否定。どうしてもウェーバー制度を導入するのであれば、国内FA権の取得期間を大幅に短縮すべきとの持論を展開した。一方、海外FA権に関しては、「向こう(大リーグ)とはビジネスの競争相手でしょ? その敷居を下ろしてね、どんどん向こうに流出させるわけには絶対いかない」と9年間の縛りを保つべきと主張。拘束をきつくすればドラフトの段階でメジャーを選択する選手が増えるのでは? という声に対しては、こんな楽観論を返していたが……。時代は急速に変わりつつある。

Number635号(2005/08/25)

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