ロンドン五輪EXPRESSBACK NUMBER
ブラジルに完敗し、宿命の韓国戦へ。
28年ぶりのメダル狙う眞鍋ジャパン。
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byGetty Images
posted2012/08/11 13:05

眞鍋監督はブラジル戦の敗因として「サーブがあれだけ返されたら試合にならない」と説明。韓国戦に向けては「みんな身長も高いですし、キム・ヨンギョンもかなり1人で点数を取れますから」と敵エースへの警戒を語った。
3/3 ページ目
この記事を1ページ目から読む
「最後の試合は、すべてを出しきって終わりたい」
眞鍋監督就任後、日本は韓国に負けたことがなかった。
しかし2010年以降、韓国は飛躍的に成長し、今年5月のロンドン五輪世界最終予選では、セットカウント1-3で日本は敗れている。そのリベンジを、メダルのかかる舞台で何としても果たしたい。
最終戦に向け、指揮官は「3年半の一番最後の試合ですからね。やってきたことをすべて出してほしい」と語る。
ADVERTISEMENT
江畑幸子は、「今日は全然自分のプレーができなかった。最後の試合は、結果はどうであれ、すべてを出しきって終わりたい」と前を向いた。
持てる力を出し切った先には、きっとメダルがある。
