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シニアツアーに参戦。湯原信光が通る道。
text by

三田村昌鳳Shoho Mitamura
posted2007/09/06 00:00
昔できたことが、いまはできなくなった。なにも考えずに難なくこなせたことが、できない。プロスポーツ選手が引退するときに「体力の限界」という言葉をよく口に出す。でも、それは正確に言うならば、フィジカルとメンタルの幅が埋められないということなのだろうと思う。
「メンタルは充実していても、それを忠実にこなせるフィジカルがなくなる。だから、どうやってその幅を埋めていくかが、シニアでも活躍できる秘訣だと思う」
と言ったのは尾崎健夫だった。
ゴルフは、ほかのスポーツと比較すれば、年齢的な限界というのがあまりない。ましてやいま、米ツアーにしても日本ツアーにしても、50歳になるとシニアツアー(米国ではチャンピオンズツアーと呼ぶ)があるから年齢的な活躍の場がいちだんと広がった。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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