(左から)佐藤敏信・トヨタ自動車総監督、大後栄治・神奈川大学総監督、高見澤勝・佐久長聖高校監督 / photograph by Nanae Suzuki/Shiro Miyake ©Yuki Suenaga 過去10大会の優勝チームを見ていくと、高校は4校、大学は3校、実業団は4チームの寡占状態。赤字にした大会記録の背景には強豪同士の競り合いがある 佐藤敏信(さとう・としのぶ)/1962年8月15日生、秋田県出身。増田高校から現・コニカミノルタの小西六に入社。95年からヘッドコーチとして同社駅伝部の黄金時代を築いた。2008年トヨタ自動車の監督に就任すると3度NY駅伝を制覇し、22年から総監督 ©Nanae Suzuki 大後栄治(だいご・えいじ)/1964年11月21日生、神奈川県出身。日本体育大学時代に学生マネージャーとして活躍。89年神奈川大学のコーチになり、チームを改革。97、98年の箱根駅伝連覇を主導した。98年から今年1月まで監督を務めた。関東学連副会長 ©Nanae Suzuki (左)佐久長聖高校出身、駒澤大学では主将を務めたトヨタ自動車のルーキー鈴木芽吹は今季5000mで日本歴代9位のタイムを出した。(中央)トヨタの同期・吉居大和も中央大学時代に箱根駅伝で2度の区間賞を獲得するなど鮮烈な印象を残した。(右)3度五輪に出場している日本長距離界のパイオニア・大迫傑も佐久長聖高校OB。独立独歩で世界と戦う術を身につけてきた ©Yuki Suenaga/JMPA/Asami Enomoto 高見澤勝(たかみざわ・まさる)/1981年7月14日生、長野県出身。佐久長聖高校駅伝部の草創期から活躍。山梨学院大学では3度箱根駅伝を走り、主将を務めた。日清食品を経て、佐久長聖高の教員となってから北海道マラソンで優勝。2011年から駅伝部を率いている ©Shiro Miyake 今季の大学駅伝の顔と言える國學院大學・平林清澄(4年/左)と青山学院大学・太田蒼生(4年)は、出雲駅伝6区、全日本大学駅伝7区で直接対決して1勝1敗。実績や総合力では平林、駅伝での爆発力は太田に分があるが、箱根駅伝で魅せるのはどちらか ©Yuki Suenaga (左上)吉岡大翔(順天堂大学2年)は佐久長聖高校時代に5000m高校記録を樹立。大学入学後は苦しむが復活の兆し。(右上)前回3区区間6位と好走した小林亮太(東洋大学4年)は粘りが身上でチームのムードメーカーでもある。(右下)伊藤大志(早稲田大学4年)は花田勝彦監督からの信頼も厚いキャプテン。最後に殻を破れるか。(左下)創価大学の榎木和貴監督もキーマンにあげる小池莉希(2年)は、前回8区で区間15位も今季急速に力をつけた ©Yuki Suenaga/Nanae Suzuki

(左から)佐藤敏信・トヨタ自動車総監督、大後栄治・神奈川大学総監督、高見澤勝・佐久長聖高校監督(photograph by Nanae Suzuki/Shiro Miyake)

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(左から)佐藤敏信・トヨタ自動車総監督、大後栄治・神奈川大学総監督、高見澤勝・佐久長聖高校監督 / photograph by Nanae Suzuki/Shiro Miyake ©Yuki Suenaga 過去10大会の優勝チームを見ていくと、高校は4校、大学は3校、実業団は4チームの寡占状態。赤字にした大会記録の背景には強豪同士の競り合いがある 佐藤敏信(さとう・としのぶ)/1962年8月15日生、秋田県出身。増田高校から現・コニカミノルタの小西六に入社。95年からヘッドコーチとして同社駅伝部の黄金時代を築いた。2008年トヨタ自動車の監督に就任すると3度NY駅伝を制覇し、22年から総監督 ©Nanae Suzuki 大後栄治(だいご・えいじ)/1964年11月21日生、神奈川県出身。日本体育大学時代に学生マネージャーとして活躍。89年神奈川大学のコーチになり、チームを改革。97、98年の箱根駅伝連覇を主導した。98年から今年1月まで監督を務めた。関東学連副会長 ©Nanae Suzuki (左)佐久長聖高校出身、駒澤大学では主将を務めたトヨタ自動車のルーキー鈴木芽吹は今季5000mで日本歴代9位のタイムを出した。(中央)トヨタの同期・吉居大和も中央大学時代に箱根駅伝で2度の区間賞を獲得するなど鮮烈な印象を残した。(右)3度五輪に出場している日本長距離界のパイオニア・大迫傑も佐久長聖高校OB。独立独歩で世界と戦う術を身につけてきた ©Yuki Suenaga/JMPA/Asami Enomoto 高見澤勝(たかみざわ・まさる)/1981年7月14日生、長野県出身。佐久長聖高校駅伝部の草創期から活躍。山梨学院大学では3度箱根駅伝を走り、主将を務めた。日清食品を経て、佐久長聖高の教員となってから北海道マラソンで優勝。2011年から駅伝部を率いている ©Shiro Miyake 今季の大学駅伝の顔と言える國學院大學・平林清澄(4年/左)と青山学院大学・太田蒼生(4年)は、出雲駅伝6区、全日本大学駅伝7区で直接対決して1勝1敗。実績や総合力では平林、駅伝での爆発力は太田に分があるが、箱根駅伝で魅せるのはどちらか ©Yuki Suenaga (左上)吉岡大翔(順天堂大学2年)は佐久長聖高校時代に5000m高校記録を樹立。大学入学後は苦しむが復活の兆し。(右上)前回3区区間6位と好走した小林亮太(東洋大学4年)は粘りが身上でチームのムードメーカーでもある。(右下)伊藤大志(早稲田大学4年)は花田勝彦監督からの信頼も厚いキャプテン。最後に殻を破れるか。(左下)創価大学の榎木和貴監督もキーマンにあげる小池莉希(2年)は、前回8区で区間15位も今季急速に力をつけた ©Yuki Suenaga/Nanae Suzuki

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