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米国人番記者がいま明かす「オオタニにベテラン勢から不満の声もあった」半年間でベッツもカーショーも大谷翔平を尊敬「水原一平事件で“壁”が消えた」―2024下半期読まれた記事
posted2024/12/19 17:00
text by
生島淳Jun Ikushima
photograph by
AFLO
2024年の期間内(対象:2024年9月~2024年12月)まで、NumberWebで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。ドジャース部門の第1位は、こちら!(初公開日 2024年10月6日/肩書などはすべて当時)。
この記事は、今シーズン、アメリカの新聞で大谷翔平について書かれた記事のなかで、ベストなんじゃないか?
10月1日、「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者が書いた”One of the boys: Shohei Ohtani impresses Dodgers teammates with his personality, too”は、ロサンゼルス・ドジャースのチームメイトたちに、大谷がどう映っているのか、その証言を集めた記事である。
ハリス記者は冒頭でこう書く。
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「質問はシンプルである。
『今シーズン、ドジャースのメンバーはどれだけ大谷翔平のことを知るようになったのか?』
その答えは、著しく似通っていた」
バーンズ「笑わせてくれるんだよ」
まずは、ユーティリティー・プレイヤーとして活躍する34歳のクリス・テイラーの大谷評。
「とにかく、野球を楽しんでるよね。でも、それと同時にスーパーフォーカス、ものすごい集中力を発揮して、目の前のことにロックインする感じなんだ。そうした集中力を発揮できること、それにプラスして、毎日の練習、トレーニングに熱心に取り組む姿勢を見ていると、彼はそうしたことについて特別な才能を持っていると感じる」
ただし、野球にシリアスなだけではない。ドジャースで10年目を迎えている捕手のオースティン・バーンズは、
「彼はとにかく野球に対してシリアスだ。それでもジョークも言うし、笑わせてくれるんだよ」
と真面目一辺倒ではないと証言する。
記事のなかで独特の言い回しで知性を感じさせるのが、内外野をこなすキケ・ヘルナンデス。
「巨大な肉体に閉じ込められた、まるで少年のようなんだ」