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ロッテ主砲が「ソト先生」と呼ばれる理由は? 38歳の荻野、エース小島まで「野球理論が本当にヤバい」「日本語が上手すぎる」“信者”が続々と…
posted2024/06/10 11:00
text by
梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara
photograph by
Chiba Lotte Marines
「ソト先生」
今年からマリーンズに加わったネフタリ・ソト内野手のことを、チームメートは敬意と親しみを込めそう呼ぶ。ベイスターズ時代には本塁打王を2度獲得した強打者。チームに与えている影響は非常に大きい。
実はファッションリーダー
「めちゃくちゃいい人。優しい。日本語もうまい。通訳さんがいなくても普通に会話が出来ますから」と話すのはプロ3年目の期待株・池田来翔内野手だ。
二人を結びつけたキッカケになったのは、ファッションだった。シーズンに入って、同じブランドのアパレルが好きであることがわかり、意気投合。それ以降、色々と話をするようになったという。池田は言う。
「ソトさんはおしゃれ。ボクがよく着ているブランドがあって、それをソトさんも着ていて、そこから話が弾むようになったんです。打撃も教えてもらうし、服とか靴とかも教えてもらう。この着こなしはこうだぞとか。この服にあう靴はこれだぞとか」
「ナイスボイス」と褒められて
球場のロッカールームに入ると、「これ、どう?」とソトから私服の感想を求められることもある。そうやって少しずつ打ち解けていき、今ではすっかり心酔。もちろん打撃に関する教えも聞く。
「ソトさんは右打者として“右の軸”を大切にしている。ボクも右投げ右打ちで、少し前に突っ込んだりする癖があって、パワーがボールに伝わらなかったりする。そうならないようにどういった練習を試合前にするのか。そういうドリルを教えてもらいました」と池田は話す。