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東京五輪代表の三笘薫が急浮上! 森保ジャパンの“当落線上にいる選手”は…?「カタールW杯の23人」を予想してみた
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph byGetty Images
posted2022/03/29 11:05
崖っぷちからカタールW杯出場を決めたサッカー日本代表、森保ジャパン。ここからは「最終メンバーの23人」を決めるポジション争いが始まる
23名をポジション別で振り分けを考えると、GKが3名、フィールドプレイヤーが20名になる。森保監督は、MFとFWは混合しているがDFは分けてメンバーを発表している。ロシア、ブラジルW杯を例に考えるとDF登録は各ポジションに2枚ずつ、複数ポジションができる可能性も考えて8名程度の選出になる。FWとMFは、現在のシステムが4-3-3なので、FWはウイングも含めて7名、MFが5名程度になるのではないだろうか(※◎最有力、〇有力、△当落線上)。
GKは3枠)正GKは権田修一でほぼ当確だが…
まず、GKだが、最終予選全試合出場の権田修一は当確でほぼ間違いないだろう。シュミット・ダニエルもアジアカップを含め、コンスタントに招集されており、GK枠に入ってくるはずだ。
残る1枠だが、第3GKはよほどのアクシデントがない限り、出番が厳しいが、森保監督は経験値のある川島永嗣を南アフリカW杯での川口能活的な存在として帯同させるのか、若い谷晃生を今後のために連れていくのか。それとも新たなGKの台頭を待つのだろうか。
GK(3)
◎権田修一、◎シュミット・ダニエル
○川島永嗣
△谷晃生
DF8枠)高い評価のCB4人のほかに「気になるメンバー」
センターバックは、これまでは吉田麻也と冨安健洋が鉄板だったが、谷口彰悟と板倉滉が1月の中国戦と2月のサウジアラビア戦で結果を出し、高い評価を得ている。今回のオーストラリア戦では吉田+板倉で相手を封じ込め、予選突破を決めた。結果を残しているだけに今のところ冨安を含めて、この4人がセンターバックの基本的な面子になるだろう。
個人的に気になるのは、伊藤洋輝だ。遠藤航とともにシュツットガルトでレギュラーとしてプレーしているだけに、このまま出場を続けていけば、どこかのタイミングで試してほしい選手だ。