「Sports Graphic Number」は、2025年より、これまで長きにわたり表彰してきたNumberMVP賞に加えて、アスリートやスポーツフォトグラファーを讃える新しい部門賞を創設し、毎年、Number SPORTS OF THE YEAR として、授賞式を開催することになりました。
今後も、スポーツの魅力や価値に広く関心を持ってもらうために、様々な角度からスポーツシーンに光を当てていきたいと考えています。
この賞が、未来のスポーツ文化をより豊かなものにする一歩となることを目指しています。

Number SPORTS OF THE YEAR 2025 受賞者

NumberMVP賞

©Bungeishunju
フォーエバーヤングと坂井瑠星
Forever Young & Ryusei Sakai
競馬

フォーエバーヤング
2021年生。父・リアルスティール、母・フォエヴァーダーリング。生産・ノーザンファーム、馬主・藤田晋、調教師・矢作芳人。主な勝鞍は2023年全日本2歳優駿(JpnⅠ)、2024年サウジダービー(G3)、UAEダービー(G2)、東京大賞典競走(GⅠ)、2025年サウジカップ(G1)、ブリーダーズカップクラシック(G1)など。13戦10勝、獲得賞金は日本馬歴代1位の29億円超えを果たしている。

坂井瑠星
1997年生、東京都出身。2016年3月に騎手デビュー、矢作芳人厩舎所属。2022年、スタニングローズに騎乗した秋華賞でGⅠ初勝利。2023年初の年間100勝を達成、翌年は115勝を記録。これまでの主な騎乗馬にドルチェモア(朝日杯FS優勝)、レモンポップ(フェブラリーステークス、チャンピオンズカップ優勝)、マッドクール(高松宮記念優勝)、ダブルハートボンド(チャンピオンズカップ優勝)など。

授賞理由
日本生まれの日本調教馬が日本人ジョッキーを鞍上にして世界最高峰のレースであるブリーダーズカップクラシックで勝利。日本調教馬の同レース初挑戦から29年越しの悲願を達成した。
NumberMVP賞歴代受賞者
1
(1982年)
広岡達朗
 2 
(1983年)
青木功
 3 
(1984年)
山下泰裕
 4 
(1985年)
吉田義男
 5 
(1986年)
清原和博
 6 
(1987年)
岡本綾子
 7 
(1988年)
千代の富士貢
 8 
(1989年)
ラグビー日本代表
 9 
(1990年)
野茂英雄
 10 
(1991年)
中嶋悟
 11 
(1992年)
亀山努
 12 
(1993年)
三浦知良
 13 
(1994年)
長嶋茂雄
 14 
(1995年)
イチロー
 15 
(1996年)
伊達公子
 16 
(1997年)
中田英寿
 17 
(1998年)
清水宏保
 18 
(1999年)
松坂大輔
 19 
(2000年)
高橋尚子
 20 
(2001年)
イチロー
 21 
(2002年)
稲本潤一
 22 
(2003年)
松井秀喜
 23 
(2004年)
北島康介
(特別賞)
イチロー
 24 
(2005年)
武豊
 25 
(2006年)
王貞治監督とWBC日本代表
 26 
(2007年)
中村俊輔
 27 
(2008年)
上野由岐子
 28 
(2009年)
原辰徳
 29 
(2010年)
 30 
(2011年)
 31 
(2012年)
 32 
(2013年)
 33 
(2014年)
 34 
(2015年)
 35 
(2016年)
 36 
(2017年)
(特別賞)
 37 
(2018年)
 38 
(2019年)
 39 
(2020年)
 40 
(2021年)
 41 
(2022年)
 42 
(2023年)
(特別賞)
大谷翔平
 43 
(2024年)

LEGEND賞

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イチロー
野球

1973年生、愛知県出身。愛工大名電高から1992年、ドラフト4位でオリックスに入団。2001年にマリナーズに移籍し首位打者、新人王、MVPに輝く。2004年にメジャーシーズン最多の262安打。2001年〜2010年に10年連続200安打のメジャー新記録も樹立。2019年に現役引退。日米通算4367安打。2025年1月、アジア人初のアメリカ野球殿堂入り。現在はマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター。

授賞理由
「NumberMVP賞」を歴代最多の4度受賞。雑誌Numberの表紙登場回数も最多の37回にのぼる。現役時代は世界最多の日米通算4367安打を記録。2025年に日米で野球殿堂入りを果たした。

NEW FACE賞

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小野寺吟雲
Ginwoo Onodera
スケートボード

2010年生、神奈川県出身。7歳から本格的に競技を始め、2022年の日本スケートボード選手権(ストリート男子)で史上最年少の12歳で優勝。2023年の世界選手権で銅メダル獲得、Xゲームズでは史上最年少の13歳で優勝。2024年にはパリ五輪に出場。2025年11月の日本選手権で最多記録となる3度目の優勝。12月には世界最高峰プロツアー・ストリートリーグ2025年シーズン最終戦で優勝を果たす。

授賞理由
2023年のスケートボード世界選手権で銅、Xゲームズでは史上最年少の13歳で金メダルを獲得。2024年にはパリ五輪に出場。2025年11月の日本選手権で最多記録となる3度目の優勝を果たすなど数々の記録を更新し続ける。
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久保凛
Rin Kubo
陸上(中距離走)

2008年生、和歌山県出身。小学生の頃はサッカーの県選抜に選出。潮岬中で陸上部に入り、中3で全日本中学校選手権女子800m優勝。2024年7月に日本女子選手で初めて2分の壁を破る1分59秒93で日本新記録を樹立。2025年7月の日本選手権では1分59秒52で自身の日本記録を更新して2連覇。同月、史上初のインターハイ3連覇を達成。9月には東京で開催された世界選手権に出場。東大阪大敬愛高3年。

授賞理由
2025年7月の日本選手権で2連覇を達成。決勝では1分59秒52をマークし、自身の持つ日本記録も更新した。同月には史上初のインターハイ3連覇を達成。9月の東京2025世界陸上にも出場し、高校生で世界の大舞台に臨んだ。
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吉成名高
Nadaka Yoshinari
ムエタイ

2001年生、神奈川県出身。幼少期に兄の影響で空手を始め、小3でムエタイに出会う。2018年にラジャダムナンのミニフライ級王座、2023年には同フライ級、翌年スーパーフライ級王座を獲得し3階級制覇。2025年11月、アジア最大の格闘技イベント「ONE」にて、タイの強豪ヌンスリンと戦い、40連勝を成し遂げるとともに、初代アトム級ムエタイ世界王者となった。エイワスポーツジム所属。

授賞理由
外国人選手で初めてムエタイトップクラスのラジャダムナンスタジアムで3階級制覇。ルンピニースタジアムで1階級の王座を獲得し“神童”と呼ばれる。2025年11月にはONEアトム級ムエタイ世界王座決定戦を制し、初代王者の座に就いた。

Challenge Spirit賞

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湯上剛輝
Masateru Yugami
陸上(投擲)

1993年生、滋賀県出身。両耳に重度の聴覚障がいがあり、小学6年生の時に人工内耳の手術を受ける。中学時代に砲丸投を始め、高校から本格的に円盤投に取り組む。2018年に日本人史上初の62m超えを記録。2025年に64m48で日本新記録を樹立し、東京2025世界陸上にも出場。競技中はあえて人工内耳を外し、「無音の世界」で集中力を高める。東京デフリンピックでは金メダルを獲得。トヨタ自動車所属。

授賞理由
聴覚に障がいを持つデフアスリートでありながら、健常者も含めたトップレベルで活躍。2025年は東京世界陸上の円盤投で日本人18年ぶりの出場を果たしただけでなく、東京デフリンピックで金メダルを獲得した。
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茨隆太郎
Ryutaro Ibara
競泳

1994年生、東京都出身。生まれつき感音性難聴を抱えており、3歳から本格的に水泳を始め、東海大学大学院修了後にアスリート社員として活動開始。デフリンピックには高校1年時の2009年大会に初出場。以降、東京2025大会まで5大会連続で出場し、金8個・銀12個・銅6個と日本人史上最多26個のメダルを獲得。2022年には日本人男性として初めてデフスポーツマンオブザイヤーに選出された。SMBC日興証券所属。

授賞理由
東京2025デフリンピックで金3個・銀3個・銅1個と合計7個のメダルを獲得しただけでなく、社会への啓発活動にも積極的で、デフリンピックの認知度向上やデフスポーツ界全体の発展にも尽力した。
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若松優津
Yuzu Wakamatsu
バスケットボール

1995年生、東京都出身。小学生の頃に感音性難聴と診断される。小学生からバスケを始め、千葉英和高校、江戸川大学と強豪校に進学。社会人になってからデフバスケに出会い、2024年には「アジア太平洋ろう者バスケットボール選手権大会」でポイントガードとしてチームを牽引し、優勝と大会MVPを獲得。東京2025デフリンピックでは女子日本代表の主将として史上初の金メダル獲得に貢献。AFBB、東京scratch girl所属。

授賞理由
バスケに必要不可欠な声によるコミュニケーションが難しい中、手話や独自のサインを工夫して東京2025デフリンピックに挑み、チームメイトやスタッフと共に8日間で5試合という過酷な日程を戦い抜き、史上初の金メダル獲得に導いた。

特別賞

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白鵬翔
Sho Hakuho
大相撲

1985年生、モンゴル・ウランバートル出身。2000年に来日し、宮城野部屋に入門。2004年5月場所で新入幕を果たし、初の敢闘賞受賞。翌年3月場所に関脇、2006年3月場所後、大関昇進。2007年5月場所後に第69代横綱となる。2021年9月に引退し、年寄・間垣を襲名。2022年、宮城野部屋を継承。2025年6月、日本相撲協会を退職。現在、白鵬ダヤン相撲&スポーツ株式会社代表取締役社長、国際相撲連盟顧問。

授賞理由
現役時代に成し遂げた、横綱在位84場所という最長記録及び史上最多45回の優勝。そして現役時代から長年にわたり「白鵬杯」を開催、引退後はさらに積極的に相撲発展のための社会貢献を続ける。

Numberスポーツ報道写真賞

世界一の美酒
田口有史
Yukihito Taguchi
プロフィール

1973年生、福島県出身。20歳で渡米。San Francisco Art Institute卒。在学中よりフリーランスのスポーツフォトグラファーとして活動を始め、現在は東京に居を構えつつ、年間150日程度渡米し、メジャーリーグを中心にバスケットボールやフィギュアスケートを撮影。ヨーロッパや中東にも赴き、サッカーやハンドボールなど世界中で様々なスポーツイベントを撮影している。

撮影場所:ヤンキースタジアム
撮影日:2024/10/30

ロサンゼルス・ドジャースに移籍して初のシーズン。大谷翔平は、MLBにおいて前人未到の個人成績となる50-50(50本塁打、50盗塁)を達成。ワールドシリーズでは亜脱臼のアクシデントに見舞われながらも出場を続け、初の世界一の栄光を掴むとシャンパンファイトで喜びを爆発させた。

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Number SPORTS OF THE YEAR 2025 開催概要

開催期日
2026年1月23日(金)・24日(土)・25日(日)の3日間
*Number SPORTS OF THE YEAR 2025に関する展示(無料)は、1月23日(金)~1月25日(日)、1F アトリウムとB1F 地下通路にて行います。
会場
東京ミッドタウン日比谷 1F アトリウム&B1F 地下通路
協力
三井不動産株式会社/一般社団法人日比谷エリアマネジメント
問合せ先
Number SPORTS OF THE YEAR事務局
eventnumber-g@bunshun.co.jp

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