萩原智子の名言
母の料理を食べると、自分が子どもの頃のこと――勝った時、負けた時を思い出したりします。
萩原智子(競泳)
萩原はロンドン五輪を目指していた現役時代に「食事を気を付けていることは、豆を積極的にとること。動物性のタンパク質よりも植物性の方が負担は少ないとのアドバイスをいただいたので」と節制を語るとともに、高校時代の食の思い出についてもこう語っている。パンパシ代表メンバーに選出されず部屋で泣きじゃくっていたある日、キッチンからスコーンが焼ける匂いが。作った母とスコーンを口にすると「凄く涙が出てきたんですが、食べ終わったらスッキリしてました。元気が出た! って感じで」。食べることで心が癒される。アスリートにも安らぎの時が必要なのだ。
Number770号(2011/01/13)
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