Sports Graphic Number SpecialBACK NUMBER

大谷翔平がいま語る打撃の哲学。
「差し込まれたホームランが好き」

posted2019/06/13 08:00

 
大谷翔平がいま語る打撃の哲学。「差し込まれたホームランが好き」<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

PROFILE

photograph by

Takuya Sugiyama

投打に活躍して新人王を受賞した昨季から一転、今季は開幕から1カ月遅れでスタートした。打者専念で臨んでいるシーズン序盤を終えてその手応えと自らの打撃哲学を語った。(Number980号掲載)

 去年の10月1日に右ヒジの手術を受け、1年間のリハビリに励んでいる大谷翔平は、5月7日、DHとして実戦に復帰。バッター一本のシーズンを過ごしている。

――今年、バッターとして実戦に臨みながら、一方ではピッチャーとしてリハビリを続けています。いざ、そういう毎日を過ごしてみて、どんなことを感じていますか。

「実戦に入ってからもリハビリのメニューに関してはそんなに大きく変わっているわけではありませんし、少しずつ投げる距離を延ばしているくらいです。練習量については、リハビリ中ということでバットを振る本数を決めてやっているので、その中で調整して感覚を養わなければならない難しさを感じています」

――試合に出ていると、思うように結果が出ないこともあります。そういうとき、もっと練習をやりたい、とことん打ち込みたいというジレンマに陥ることもあると思いますが、そこはいかがですか。

「そうですね。やればやるだけ洗練されていくものだと思うので……そこは数をこなすことが大事なのではなくて、数をこなす分、よかった、悪かったの回数が増えていくことで、それがより洗練されていくのにつながっていくんだと思います。数が決まっているとそこまで辿りつけなかったり、自分が思うスイングができなかったりということが出てきてしまいますから……」

――練習のときのスイングの数はどうやって決めているんですか。

「実戦に入ってからは、何本まで、みたいなものは決められていないので、自分でこのくらいにしようという数を決めています。投げる練習がある日とない日では違いますし、術後、実戦に入るまでのリハビリメニューの中で決められていた数字を参考に、少しずつ増やしています」

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
ウェブ有料会員になると続きをお読みいただけます。

大谷翔平
ロサンゼルス・エンゼルス

MLBの前後のコラム

ページトップ