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鹿島イズムを継承する石井正忠監督の“流儀”。~つくるのではなく、強い鹿島に戻す~
text by

二宮寿朗Toshio Ninomiya
posted2015/11/21 06:00
6度目となるヤマザキナビスコカップ優勝を成し遂げた鹿島アントラーズ。トップを走るタイトル数もまた一つ増やして「17」となった。
今季の鹿島は夏まで低調だった。
しかし7月にトニーニョ・セレーゾ監督が成績不振で解任され、石井正忠コーチが監督に昇格してからはリーグ戦で6連勝をマークして一時、第2ステージの首位に躍り出るなど“V字回復”を果たしたのである。
石井は鹿島創設メンバーのDF。現役引退後すぐ指導者に転身し、鹿島のユースコーチを務めて'02年からトップチームのコーチに入った。セレーゾ、オズワルド・オリヴェイラらブラジル人監督を14年にも渡って支えてきた。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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