藤川球児の名言
清原さんの言葉を聞いて、もっとストレートを磨かないといけないと思った。『藤川球児といえばストレート』という、目指すべき一つの方向性が見えた。
藤川球児(プロ野球)
藤川の言う「清原さんの言葉」とは、2005年4月21日の東京ドームでの試合後の談話である。阪神が8点リードで迎えた7回2死満塁。巨人の打席は清原和博。藤川はフルカウントからフォークを投じて三振を奪ったのだが、清原は「カウント2-3からフォーク? 信じられんわ。ケツの穴小さいな。チ○○コついとんのかアイツ」と罵倒したのだ。お客さんは真っ向勝負を望んでいる。だったら変化球に頼らずに真っ直ぐで三振を取るか、打たれるかの勝負をしろ──清原はプロなら観客を魅了することを考えろと言いたかったのだ。清原の一言でストレートに目覚めた藤川は、「思えばあの後が、今までの野球人生の中で一番楽しかった」と振り返った。
Number931号(2017/07/13)
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