棚橋弘至の名言
プロレスでチャンピオンになり、プロレスで有名になった僕は、プロレスで恩返しをするつもりだ。僕はプロレスと世間をつなぐ架け橋になりたいと思っている。
棚橋弘至(プロレス)
2017/08/10
冬の時代を乗り切り、新日本プロレスにふたたび黄金時代が訪れたのは、間違いなく棚橋の貢献があってこそである。会場では毎日のようにサイン会をおこない、地方のテレビ局やラジオ局に出演して興行をPRしてきた。「僕は10年以上、シリーズの合間にプロモーションを続けている。初めてIWGPヘビー級のチャンピオンになった2006年からずっとだ。経験上、プロモーションの効果は3年後に現れる」と棚橋は言う。「現在の新日本プロレスは以前よりもずっといい状態だが、だからといって、これまで継続してきたことをやめてしまえば、ツケは3年後に回ってくる。プロモーションは人を代え、形を変え、やり方を変えて続けていく必要がある」。棚橋がいる限り、新日本プロレスはファンを魅了し続けるだろう。
Number PLUS AUGUST 2017(2017/07/10)