青学大新主将は「史上3人目“エースで主将”」黒田朝日！ 雪辱狙う駒澤大、「はばちかす」国学院大…箱根駅伝を目指す各大学新主将を紹介！＜一覧リストつき＞ 

　今シーズンは佐々木哲や鈴木琉胤らスーパールーキーが入学、「山の名探偵」の工藤慎作（3年）や山口竣平（2年）らもおり、青学大、駒澤大、国学院大の“3強崩し”が実現できる戦力を保持している。その豊富な人材をどう活かして、どんなチーム作りをしていくのか。山口主将が気負わず、いつも通りの走りを見せることができれば、昨年以上の強い早稲田を見せることは十分、可能だ。

中央大は話題のエース、城西大はエースでなく学年リーダーが

101回箱根1区で大独走して区間1位の中央大・吉居。解説していたOBの兄・大和とのほっこりトークも話題に　©Yuki Suenaga

　中央大は、エースの吉居駿恭（4年）が主将になり、前回の箱根駅伝で往路2位、総合5位という成績を超えるチーム作りを進めていく。城西大は、エースの斎藤将也ではなく、1年から学年リーダーを務めてチーム内改革を推し進めてきた山中達貴（4年）が主将を務めることになった。

　創価大は、三坂佳賞（4年）がチームをまとめるが、吉田響ら昨季の強い4年生が抜けたチームをどこまで上げられるか。帝京大は、柴戸遼太（4年）が就任した。テーマに掲げた青学大、駒澤大、国学院大、中央大、早稲田大の5強崩しができるかどうか。

それぞれのキャプテンシーはいかに？

立教大・國安広人　©Kiichi Matsumoto

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　立教大は國安広人（4年）が主将になり、箱根予選会突破、64年ぶりのシード権獲得に挑む。復活を期す法政大は花岡慶次（4年）、前回箱根では7秒差でシード権を失った順天堂大は石岡大侑（4年）が先頭に立ち、さらに日体大は浦上和樹（4年）、神奈川大は酒井健成（4年）、中央学院大は近田(こんだ)陽路(ひろ)（4年）、専修大は藁科健斗（4年）、東洋大は網本佳悟（4年）、大東文化大は赤星龍舞(とおま)（4年）、山梨学院大は弓削征慶（4年）、東京国際大は菅野裕二郎（4年）が主将になり、チームを牽引していくことになる。

　それぞれどのように独自のキャプテンシーを発揮して、チームを導くのか。秋には、駅伝シーズンを戦うチームの姿が見えてくるだろう。