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清原和博“あの慶大の長男”が明かす家族関係…“モデルの母”亜希さんに激怒された日「中学の時、タクシーを使ったら…」「弟は父に似てる」―2024年上半期読まれた記事
posted2024/09/18 17:00
text by
柳川悠二Yuji Yanagawa
photograph by
Shigeki Yamamoto
2024年の期間内(対象:2024年5月~2024年8月)まで、NumberWebで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。高校・大学野球部門の第1位は、こちら!(初公開日 2024年7月10日/肩書などはすべて当時)。
慶應大野球部に所属する清原正吾(21歳、4年)。父・清原和博氏やモデルの母に叱責されたエピソードから、野球がつないだ家族関係まで…NumberWebのロングインタビューに応じた。【全3回の2回目/1、3回も公開中】
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清原和博氏が高校時代に過ごした大阪のPL学園と、その長男である正吾が幼稚舎(小学校)より過ごし、政治家や財界人、芸能人の二世も多く通う慶應は、何もかもが対極に位置する学校といっていい。
父に激怒された日「野球道具を…」
「みなさんが想像するような、ザ・慶應っていう生活はしていません。子供の頃から父に『(スポーツは)気合と根性だ』と教わっていましたし、僕の中にも父親のDNAは確実にある。近所の公園で泥んこになりながら遊びましたし、高級なものばかりを好んで食べる家庭でもありません。父がオリックスに在籍していた頃や正月に大阪に行った時などには、『これがうまいんやあ』と父が薦める関西のB級グルメもいっぱい食べました」
野球をやっていた頃には自宅マンションの部屋で打撃指導を受け、そうした野球の技術だけでなく漢として「腕相撲の勝ち方」を叩き込まれたこともある。
「必ず相手より後に指をからめ、自分の頭と腕の距離を近くして一気に相手の腕を倒すんです。誰にも負けませんでした。20歳の時、一度、父と腕相撲をしたことがあって……。結果は、勝ちました」
また、厳しく叱責されたことも——。