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スケートボード、金メダル争い展望。
堀米雄斗とスーパースターの前哨戦。

posted2020/02/03 08:00

 
スケートボード、金メダル争い展望。堀米雄斗とスーパースターの前哨戦。<Number Web> photograph by KYODO

ストリートスポーツの国際大会「キメラAサイド」で2位に入った堀米。五輪本番で王者・ヒューストンを上回れるか。

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矢内由美子

矢内由美子Yumiko Yanai

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KYODO

 ストリートスポーツの国際大会「キメラAサイド」が1月25、26日に愛知県常滑市の愛知県国際展示場で行なわれた。

 東京五輪で初採用されるスケートボード・ストリート男子で、日本のエース・堀米雄斗(21歳=XFLAG)と世界選手権2連覇中のスーパースター、ナイジャ・ヒューストン(25歳=米国)による“金メダル争いの前哨戦”が実現した。

 五輪予選対象大会での獲得ポイントランキングでは現在ヒューストンが1位、堀米が2位。今大会は予選対象ではないが、優勝賞金が1000万円、2位が200万円という高額賞金大会ということもあり、国内外のトップ選手が集まって本気のパフォーマンスを繰り広げた。

 26日の決勝戦は緊張感と高揚感に溢れていた。

 試合は45秒間でコースを自由に滑る「ラン」を2本、一発技で競う「ベストトリック」を3本実施。それぞれ100点満点で採点し、ランとベストトリックの最高得点の合計で順位を決める特別方式で行なわれた。

堀米には2つの選択肢があった。

 ランを終えて90点で首位に立ったのはヒューストン。3点差の87点で2位につけた堀米は、ベストトリックで逆転を狙うという状況だ。

 このとき、堀米には2つの選択肢があった。

 ひとつは、難度の高い新しいトリックで勝負すること。

 そしてもうひとつは、高得点の出やすいセクションを選ぶ代わりに、トリックそのものは慣れているものを選ぶという考え。

 ベストトリックは、どのセクションを選ぶかによって点の出方が違うため、難度の高い技をメイクしても、セクションの選び方によっては点が出ないこともあるからだ。

【次ページ】 「大技というか、あれは自分の得意技」

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