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「『流行っている感』が流行を生む」
新日本プロレスを甦らせた“門外漢”。 

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photograph byTadashi Shirasawa

posted2015/04/22 11:50

「『流行っている感』が流行を生む」新日本プロレスを甦らせた“門外漢”。<Number Web> photograph by Tadashi Shirasawa

高校時代はプロレス中継を見て、プロレス雑誌を読むのが唯一の楽しみだったという木谷氏。

「流行らせるために『流行っている感』を演出する」

「流行らせるためには『流行っている感』を演出するのが大事。それに下がり続けて叩いても下がらないところまできたら、ちょっと仕掛けると、ピョンピョンって上に行っちゃうものなんですよ。あのUFCだってフェティータ兄弟が買ったときは2~3億ぐらいだったけど、今では売り上げだけで500億は超えていますしね」

 そう考える木谷氏は、JR山手線の車体を使って夏の「G1 CLIMAX」の告知をしたり、ラッピングバスを走らせたり、109MEN'Sとのコラボなども行なった。

 すると、あれよあれよという間に人気が復活(もちろん宣伝以外の様々な改革も行なった)。後楽園ホールや両国国技館だけでなく地方でも満員御礼が相次ぎ、わずか3年間で売上高は倍増した。

 ここに新日本プロレスは甦ったのだ――。

  だが取材の終盤、新日本プロレスの今後の話になると、木谷氏から意外な言葉が飛び出してきた。
「僕たちには時間が3年しかない」
   先述したとおり、新日本プロレスは日本で断トツの人気と売上高を誇るプロレス団体である。3年で4億5千万あった債務も完済し、「ブシロードグループを支える孝行息子」(木谷氏)になっている。なぜ焦る必要があるのだろうか?
  その答えは――Number876号でお読みください。
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新日本プロレス
木谷高明

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