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「ア高ナ低」が続いても、
交流戦の人気が高い理由。
~MLB「インターリーグ」の魅力~ 

text by

四竈衛

四竈衛Mamoru Shikama

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photograph byYukihito Taguchi

posted2010/07/24 08:00

「ア高ナ低」が続いても、交流戦の人気が高い理由。~MLB「インターリーグ」の魅力~<Number Web> photograph by Yukihito Taguchi

ラミレスが球団批判の末に、レッドソックスからドジャースに移籍したのは2年前のこと

 ドジャースのマニー・ラミレスが古巣ボストンで打席に向かうと、超満員の球場内には、歓声とブーイングが重なり合うかのようにこだました。ワールドシリーズ以外では実現しない対決を待ち望んでいたのは、他でもない、地元のファン達だった。

 メジャーリーグの交流戦「インターリーグ」が6月下旬で終わった。今季の対戦成績はア・リーグの134勝に対し、ナ・リーグは118勝と、7年連続でア・リーグが勝ち越した。オールスターでも、'97年以来昨季まで、ア・リーグが1分けを挟んで12連勝中とあって、データ上では「ア高ナ低」の図式が定着してきた。

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