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[まさかの同タイトル本]著書『燃えて勝つ』を読み比べてみた

posted2024/09/15 09:00

 
[まさかの同タイトル本]著書『燃えて勝つ』を読み比べてみた<Number Web> photograph by Hirofumi Kamaya

(写真左)リーグ優勝を経験、指揮官として自信を深めたであろう近鉄監督時代の著書。学習研究社刊(写真右)最初の中日監督就任が決まった直後に出版。決意表明の意味もあったか。実業之日本社刊

text by

プチ鹿島

プチ鹿島Petit Kashima

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Hirofumi Kamaya

偶然か、はたまた必然なのか――。プロ野球監督本は数あれど、まったく同じ書名が書店に並んだのは、この2冊くらいではなかろうか。闘う男たちが著書に込めた熱き魂、考え方の違いを徹底比較する。

 今年話題になったドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)。脚本は宮藤官九郎。主人公の小川市郎(阿部サダヲ)は“愛の鞭”と称した厳しい指導をするのが当たり前な昭和の体育教師。野球部の顧問も務め、生徒たちからは「地獄のオガワ」と恐れられていた。そんなオガワが“昭和”から“令和”にタイムスリップしてしまう。そこで改めて感じる人々とのギャップや共感を描いたタイムスリップコメディ。私はドラマを楽しく見ながらある妄想を浮かべていた。

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