周辺コンテンツもできる限り充実させたい。

――U-NEXTならではのライブ配信とはどういったものになるのでしょうか。

「高品質で楽しんでいただくという面では、最高峰レベルの画質を保証していきたいと思っています。100試合以上で最高水準の『4K HDR50fps』映像での配信に対応します。また、番組というところでは、日本人選手の増加にともなって日本語中継の試合をかつてない数まで増やしていくことを検討しています。そして個人的にやれたらいいと思っているのが、たとえば日本の解説者の方以外に現地で解説する元プレミアスターがどんなことを語っているか、そういった情報にもアクセスできないか、ということ。日本人選手が現場でどのように評価されているのかって、凄く興味があるじゃないですか。字幕つきで日本のサッカーファンに届けられたら面白いと思うんです。できるかできないかは別として、いろいろとチャレンジしていく姿勢は大切にしたいですね。本編のライブ配信のみならず、バックグラウンドストーリーなど周辺コンテンツもできる限り充実させて、全部カバーできる世界を目指していきます」

主戦場をONEに移した武尊の復帰戦『ONE Friday Fights 81』（9月27日開催）もU-NEXTが独占・見放題で配信　©U-NEXT

――堤社長は欧州サッカーフリークとしても知られています。これまでプレミアの現地観戦を通じて感じたことも多かった、と。

「欧州のほかのリーグと比べて、ファン層が若いということは感じましたね。スタンドからピッチまで近いですし、なんといってもスタンドの熱量がもの凄い（笑）。今、個人的にうれしいのは冨安健洋選手、遠藤航選手、三笘薫選手といった日本人選手がどんどん活躍していること。ビッグシックスに日本人選手がスターターとして出るとか、そのビッグシックス相手に日本人選手がゴールを決めるとか、ひと昔前まで到底考えられなかったので。イギリスで三笘選手を知らない人なんていません。私もイギリスに滞在したとき、ブライトンサポーターじゃない人から“彼は凄いドリブラーだ”と言われたことがあるくらいです」

――今季、プレミアリーグの注目ポイントをお願いします。

「マンチェスター・シティが5連覇するのか、それともどこかのクラブが阻むのか、が一番だとは思います。個人的に楽しみにしているのは鎌田大地選手ですね。体のフレームがあってサッカーIQも高く、プレミアでも相当やってくれるんじゃないか、と。クリスタルパレスには次々とジャイアントキリングを起こしてもらって、リーグ全体を盛り上げてほしいですね」

――どのようなライブ配信、周辺コンテンツになるのか、楽しみにしているサッカーファン、プレミアファンは多いと思います。

「プレミアとスペインのラリーガを毎週楽しんでいただけるよう、サッカーの魅力を伝えられるようにしていきたいと思っています。今後ファンの方同士で盛り上がることができるような拡張機能なども予定していますし、期待していただければうれしいです。U-NEXTはどんどん進化していくつもりです。サッカーファンのみなさんには“もっとこうしてほしい”とか“こういうものが観たい”とか意見をどんどんいただきたいとも考えています。みなさんの要望に応えていきながら週末が楽しみという生活を提供できるよう、我々も一緒になって盛り上げていきたいですね」

▶ U-NEXTの詳細はこちら