井上康生の名言
ヨーロッパと日本を融合するような柔道を追求しなければならない。当然、日本の柔道を忘れてはいけないけど。
井上康生(柔道)
北京五輪において日本男子柔道が獲得したメダルは、内柴正人と石井慧の金メダルふたつのみ。銀と銅はひとつもなかった。メダルに遠く及ばなかった階級が7階級中5階級もあったということであり、もはや柔道が“日本のお家芸”と呼べなくなったことの証明でもあった。コーチとして北京入りした井上は、愚直なまでに正統派を貫くのではなく、欧州柔道のいいところは取り入れるべきだと主張する。本家の矜恃だけでは、世界に対抗できない時代なのである。
Number711号(2008/08/28)
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