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「オオタニが映ったらチャンネルを変えるよ」大谷翔平が消えた“エンゼルスの今”…40年超のエンゼルスファンが語った“怒り”「恋人を奪われた気持ちだ」―2024下半期読まれた記事
posted2024/12/20 11:01
text by
田中仰Aogu Tanaka
photograph by
Getty Images
2024年の期間内(対象:2024年9月~2024年12月)まで、NumberWebで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。MLB部門の第3位は、こちら!(初公開日 2024年10月25日/肩書などはすべて当時)。
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45年のエンゼルスファンが語った“怒り”
<エンゼルスファンの本心に俄然興味が湧いてきた。何人かにコンタクトを取ると、一人の熱烈なエンゼルスファンが取材を承諾してくれた。>
2004年からファンサイト「AngelsWin.com」を運営するチャック・リヒター氏(54歳)である。父の影響で少年時代からエンゼルスの虜になった、その道45年のファン。「私が話す言葉は長年のエンゼルスファンの総意と思ってもらって、まず間違いない」。どうやら、言いたいことが山ほど溜まっているようだ。
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大谷がエンゼルスを去ってから1年が経った。今、「ドジャースのオオタニ」をどんな心境で見つめているのだろうか。
「私たちはオオタニを愛していた。なぜなら彼は2017年、ヤンキースでもジャイアンツでも、ほかのどの金持ちチームでもなく、私たちを選んでくれたからだ。その彼が、チームを去った。エンゼルスファンの99.9%を代表して私が言えるのは、移籍が決まったとき、とても落ち込んだ。悲しみ、落ち込み、苛立ち、そして怒り……。もちろん、怒りの矛先がオオタニに向いているわけではない。エンゼルスのオーナーシップに対してのものだ。そして最悪なことに、彼はドジャースに行ってしまったんだ。もし他のチームだったら彼に対する思いも違っただろう。でもオオタニは今、同じ町で青いユニフォームを着ている」
「オオタニが映ったらチャンネルを変える」
なぜそれほどまでにドジャースを敵視するのだろうか。エンゼルスが低迷している間、ドジャースが長く成功し続けている事実が大きいのか。