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ケガ人続出、三笘薫不在など大ピンチに見えるが 田中碧・板倉滉・浅野拓磨の回復度の確認に加えて…〈W杯前ラスト試合の4大テーマ〉
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飯尾篤史Atsushi Iio
photograph byAtsushi Iio
posted2022/11/17 11:21
シーズン途中に開催される異例のW杯。日本代表選手も所属クラブでの現状で状態がまちまちだ
「相手が3枚にしてきたときにうまくいっていないのは誰もが分かっていること。その際の守備の仕方や行くタイミングは、ベンチメンバー含めて確認しないといけない。相手次第だが、意図的に自分たちが主体的に狙ってボールを奪いにいく姿勢が大事で、それが本番に繋がる。そこは一つ注目すべきポイントなのかなと思う」
終盤に試す“5バック”などを最初から試してもいいのでは
個人的には、5バックなど本来はゲーム終盤に試すようなオプションを、試合開始からやってみるのも面白いと思っている。
それを見たドイツ、コスタリカ、スペインは果たしてどう思うだろうか。ただでさえ日本はこの1年の間に4-2-3-1と4-3-3を使い分けているのだ。日本がW杯でどんな戦いを仕掛けてくるのか、相手は読みにくくなるはずだ。
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いずれにしても、冒頭の指揮官の言葉からも分かるように、今回のW杯では端からメンバーを固定して戦おうとは考えていない。
試合ごとにターンオーバーさせるだけでなく、試合中にも攻撃陣を総入れ替えしながらプレー強度を保ち、総力戦で戦い抜く構えだ。
だとすれば、カナダ戦をどんなメンバーで戦うことになっても大きな問題はない。それがすべてW杯本番のシミュレーションになるからだ。
カナダ戦の結果は正直、どうでもいい。試すべきことをしっかり試し、W杯本番に向けて悔いなき準備を――。
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