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オマーン戦で見えた光明と課題。「三本の矢」をどう生かすのか。
posted2021/12/10 07:00
![オマーン戦で見えた光明と課題。「三本の矢」をどう生かすのか。<Number Web> photograph by KYODO](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/5/4/1500wm/img_541efddbb51e14e85b6596edd641e0e7404737.jpg)
辛勝のオマーン戦では、代表初キャップの三笘(右)が鮮やかなドリブル突破でチャンスを演出。存在感を示した
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![北條聡](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
北條聡Satoshi Hojo
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KYODO
再編の腹は決まったか。カタールW杯アジア最終予選を戦っている日本代表のことだ。
先の11月シリーズで、ベトナムとオマーンに連勝。これで4勝2敗と勝ち星が先行し、グループBの2位に浮上。年内の日程を終えた。
試合自体は褒められた内容ではない。敵地での連戦とはいえ、どちらも1-0の辛勝。10月のオーストラリア戦で初めて試みた人選と新布陣を継続したものの、課題山積の印象は拭えなかった。
ただ、光明がある。
オマーン戦の後半から投入された三笘薫だ。左の大外から敵の防壁を何度も切り崩し、値千金の決勝点をアシスト。速く、巧みな単騎突破で鮮やかに戦況を一変させた。
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