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甲子園の風BACK NUMBER
「大阪桐蔭は今年も名門大へ続々」「公立の星・大社のエースは東洋大」…プロ入りしない高校球児の進路先大調査2025!<一覧リストつき>
text by

内田勝治Katsuharu Uchida
photograph byHideki Sugiyama
posted2025/03/07 17:00

夏の甲子園を延長タイブレークの末に制した京都国際高校。卒業する3年生球児たちの進路を大調査した!
大社のエースは東洋大で再び旋風を
昨夏の甲子園で主役級の存在感を放ったのは大社(島根)だろう。報徳学園、創成館(長崎)、早稲田実(西東京)と並み居る強豪を打ち破り、大社中学として出場した1931年の第17回大会以来、93年ぶりにベスト8まで進出した。快進撃を支えたエース左腕の馬庭優太投手、攻守で貴重な働きを見せた園山純正内野手がともに東洋大(東都)で再び旋風を起こす。
神村学園の二刀流選手は大学でも?
その大社を準々決勝で破り、2年連続夏4強に進出した神村学園は、エース左腕の今村拓未投手が社会人のJR九州に入社。計3度の甲子園で21安打と打ちまくり、マウンドでも躍動した上川床勇希投手は駒澤大への入学が決定した。二刀流の挑戦を望むファンも多いだろう。
その他、プロ志望届を提出も指名漏れした選手、甲子園出場の夢が叶わなかった注目選手、元プロ野球選手の二世たちはどの道に進むのだろうか。
〈全2回/2回目につづく〉
