「大阪桐蔭は今年も名門大へ続々」「公立の星・大社のエースは東洋大」…プロ入りしない高校球児の進路先大調査2025！＜一覧リストつき＞ 

夏優勝、京都国際のエースと4番は東都で対戦か

夏の甲子園決勝でも9回を零封する力投を見せた京都国際の中崎琉生は國學院大　©Hideki Sugiyama

　夏の甲子園で初の全国制覇を果たした京都国際は、エース左腕の中崎琉生(るい)投手が國學院大、4番主将の藤本陽毅内野手が中央大への進学が決定。戦国東都で対戦する日もそう遠くないだろう。堅守の二塁手・三谷誠弥内野手は大阪体育大（阪神大学）、強肩が魅力の奥井颯大捕手は東北福祉大（仙台六大学）に進む。

関東第一からは東都に大量進学

長打の減った24年の甲子園、準々決勝で先制HRを放つパンチ力を見せた関東第一の髙橋徹平は中央大　©Hideki Sugiyama

　夏準優勝の関東第一（東東京）は、東都の大学に進む選手が多い印象だ。最速151キロ右腕の坂井遼投手（ロッテドラフト4位）に先んじてセンバツまで背番号1をつけた左腕の畠中鉄心投手、遊撃で安定した守備を見せた市川歩内野手が日本大、U18日本代表の熊谷俊乃介捕手が東洋大、高校通算63本塁打の髙橋徹平内野手は中央大に入学。神村学園（鹿児島）との準決勝で“奇跡のバックホーム”を見せた飛田優悟外野手は創価大（東京新大学）で早期メンバー入りを狙う。

青森山田の木製バット男は國學院大

木製バットで話題を呼んだ青森山田の對馬陸翔は國學院大に進学　©Hideki Sugiyama

　センバツ8強、夏4強の青森山田は最速152キロ右腕の関浩一郎投手、主砲の原田純希内野手が亜細亜大（東都）で再びチームメートに。木製バット使用で話題となった對馬(つしま)陸翔外野手は國學院大、2年秋の東北大会決勝で八戸学院光星（青森）を相手にノーヒットノーランを達成も、昨夏は背番号10に甘んじた櫻田朔投手は法政大で再起を誓う。

広陵からも神宮に多くの選手が

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　4季連続甲子園出場の広陵（広島）も近年は抜群の進路を誇る。U18日本代表の濱本遥大外野手が立教大、強肩強打の4番・只石貫太捕手が法政大、広角に長打が打てる土居湊大内野手が明治大に進学。神宮の杜で覇を競う。控え左腕の山口大樹投手は中井哲之監督の母校である大阪商業大（関西六大学）で技術を磨く。

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