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西岡隆成「“嫌い”なトランポリンで、日本人初のメダルを目指す理由」

posted2024/06/06 09:00

 
西岡隆成「“嫌い”なトランポリンで、日本人初のメダルを目指す理由」<Number Web> photograph by KYODO

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

PROFILE

photograph by

KYODO

 異色のアスリートと言ってよいかもしれない。

「好きじゃないんですよ」

 自身の打ち込む競技をそう語るのはトランポリンの西岡隆成である。

 5月12日、1枚の切符を懸けて行われた「トランポリン グランド チャンピオンシップ」でパリ五輪出場を決めた。

 経歴には華々しい成績が並ぶ。全日本選手権は2020年から3連覇。2021年の世界選手権では10回連続の跳躍の中で7回の3回宙返りを組み込み、難度18.9点という世界記録を樹立。史上最も難しい技構成で銀メダルを掴んだ。さらに銅メダルを獲得した昨年の同選手権では1位とわずか0.05点差だった。まさに世界のトップを争う1人だ。

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