「どこで出ても戦える準備はできています。僕だけじゃなくて、誰がどこのポジションで出てもおかしくないくらい、戦力は充実していると思います。相手は、かなり分析しづらいでしょうね。カメレオン戦術ではないですけど、それくらい今の日本は分かりづらい。特徴が捉えづらい。チームはいい感じで仕上がってきたと思います」

©Takuya Kaneko/JMPA

「自信がなかったら、この場にいないと思う」

　コスタリカ戦出場に燃える谷口が、日本代表選手としての覚悟を改めて口にする。

「ドイツ戦ではチームコンセプトややるべきことを、試合に出る選手だけでなく、全員が頭に入れてしっかり準備できていました。それは次のコスタリカ戦でも一緒。チャンスをもらえるかどうか分からないですけど、いつ出てもいいような準備はしています。そこは自信を持って。逆に自信がなかったら、この場にいないと思う。それくらいの覚悟と自信を持って、ここに立っている」

　コスタリカ戦をどのようなメンバーで迎え、どのような戦いぶりを見せるのか。森保監督が常々語っている「総力戦で戦っていく」という心構えが、本当の意味で問われるのはここからだ。W杯グループステージ第2戦は、すでに始まっている。＜つづく＞

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