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久保・安部・大迫抜きをプラスに。
影山監督がU-20代表を変えた言葉。

posted2019/06/15 08:30

 
久保・安部・大迫抜きをプラスに。影山監督がU-20代表を変えた言葉。<Number Web> photograph by Getty Images

会見では明るい表情も見せた影山雅永監督とキャプテンの齊藤未月。この敗戦は終わりではないのだ。

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了戒美子

了戒美子Yoshiko Ryokai

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 U-20W杯は早くも決勝を残すのみとなった。

 決勝のカードはウクライナ対韓国。準決勝にはその2カ国に加え日本と引き分けたエクアドル、イタリアも進出していた。こうなると、日本もあと一歩のところまできていたのに、もしかしたら歴史を作るチームになっていたのでは、と悔しさが込み上げてくるものだ。

 主将を務めた齊藤未月の「本当に最高のチームだったと思うし、このチームなら優勝できるチャンスがあると思って戦っていた」というフラッシュインタビューでのコメントや、右SB菅原由勢が「この代表チームなら、世界を驚かせることができると思っていましたし、それだけの力を持った選手がいると思っていたので、本当に悔しい」と唇を噛んだのは、決してハッタリや強がりではなく、試合を戦う上で相対的な実力を感じた中での実感だったのだろう。

 それくらい落ち着いた戦いぶりを見せていた。だが、韓国を上回る戦いは実際にできなかったというのが現実でもある。

2021年大会に3選手と監督、コーチが残る。

 今回のU-20日本代表は、今大会の敗戦をもって解散した。2021年に行われる次回大会を目指すチームは2001年1月1日以降生まれで構成される。今大会メンバーの中で次回大会も選出可能なのは、鈴木彩艶、西川潤、齊藤光毅の3選手だ。

 久保建英も、'01年生まれなのでまだ招集可能だが、現在すでにA代表を戦っていることを考えると、U-20世代に戻ってはこないだろう。

 2大会連続出場が可能な選手がいるのと同時に、影山雅永監督と高橋範夫GKコーチも引き続き指揮を執ることが決まっている。今回で言えば、前回大会でもメンバーだった田川亨介が活躍したように、コーチングスタッフ間の経験の継続性というのも重要なものだ。

 '15年のU-20W杯を逃したチームでコーチをつとめ、'97年生まれ世代のチームの監督としてアジア予選を突破し、'17年のU-20W杯韓国大会に導いた内山篤は「私が前回大会を(コーチとして)経験していることが大きかった。選手も生身の人間、継続性がない限り突破は難しかった」と当時語っている。その内山は今大会では団長という立場で、チームを見守っていた。

【次ページ】 “飛車角抜き”と言われたメンバーに発破。

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