酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
9年前は60発バレンティンや二冠王ブランコ、李大浩らが活躍→今季は“村上宗隆の足元にも及ばず”…「超強打な外国人」激減のワケ
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byNanae Suzuki/Hideki Sugiyama
posted2022/09/06 11:00
2013年のバレンティンと、2022年のポランコ。メジャーでの実績はポランコに軍配が上がるが……。
この1週間はデスパイネの打棒が好調だった
〇パ・リーグ
オリックス6試5勝1敗0分 率.833
日本ハム5試3勝2敗0分 率.600
ロッテ6試3勝3敗0分 率.500
西 武5試2勝3敗0分 率.400
ソフトバンク6試2勝4敗0分 率.333
楽 天6試2勝4敗0分 率.333
オリックスが5勝1敗で首位とゲーム差なしまで詰める。西武、ソフトバンクは負け越した。
・個人打撃成績10傑
頓宮裕真(オ)22打9安4本10点 率.409 RC8.67
浅村栄斗(楽)21打6安3本5点 率.286 RC6.51
吉田正尚(オ)20打9安4点 率.450 RC6.26
森友哉(西)18打6安2本5点 率.333 RC4.85
荻野貴司(ロ)22打7安2点1盗 率.318 RC4.73
中村奨吾(ロ)25打9安1本3点 率.360 RC4.72
今宮健太(SB)24打8安2本2点2盗 率.333 RC4.42
デスパイネ(SB)23打9安1本5点 率.391 RC4.39
島内宏明(楽)24打8安1本5点 率.333 RC4.27
中川圭太(オ)26打7安1盗 率.269 RC3.79
オリックスの頓宮はクリーンアップに座って4本塁打10点とリーグ1位の活躍。4番の吉田正尚とともにチーム躍進の原動力に。盗塁はソフトバンク今宮、野村勇、日ハム石井一成、オリックス安達了一、楽天・西川遥輝が2盗塁をマークしている。
・個人投手成績10傑
加藤貴之(日)1登1勝8回 責0.00率0PR2.79
美馬学(ロ)1登1勝7回 責0率0.00PR2.44
佐々木朗希(ロ)1登1敗9回 責1率1.00PR2.14
石川歩(ロ)1登1勝6回 責0率0.00PR2.09
エンス(西)1登1勝6回 責0率0.00PR2.09
東浜巨(SB)1登1勝5.9回 責0率0.00PR1.98
山崎福也(オ)1登1勝5回 責0率0.00PR1.75
根本悠楓(日)1登5回 責0率0.00PR1.75
高橋光成(西)1登1勝7.8回 責1率1.23PR1.56
メネズ(日)3登3H3.1回 責0率0.00PR1.16
日ハムの加藤は9月4日の楽天戦で8回零封で今季6勝目。防御率2.05はリーグ2位の安定感だ。ロッテの佐々木朗希は2日のオリックス戦で97球完投するも自責点1で負け投手となった。
救援ではオリックス阿部翔太、ロッテのオスナ、日ハム石川直也、西武・増田達至が2セーブ、日ハムのメネズが3ホールドを挙げている。
<達成記録>
打者
・丸佳浩(巨)300二塁打
9月2日阪神戦 史上75人目
・森友哉(西)100本塁打
8月30日 日本ハム戦 史上306人目
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