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「金丸、面白くないですか!」WBC井端弘和監督も絶賛する“侍ジャパンの秘密兵器”金丸夢斗とは何者か?「今永昇太のような真っ直ぐを投げていて…」
posted2026/03/14 11:05
WBCチェコ戦では5者連続三振の圧巻のピッチングをみせた金丸夢斗。侍ジャパンの秘密兵器として準々決勝以降も“面白い存在”になりそうだ
text by

鷲田康Yasushi Washida
photograph by
Nanae Suzuki
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)連覇を狙う日本代表・侍ジャパンは1次ラウンドを4戦全勝で1位通過。15日(現地時間14日)の準々決勝に向けて米・フロリダ入りした。1次ラウンド最終戦となったチェコ共和国戦は9対0の圧勝だったが、3番手で投げた金丸夢斗投手(中日)が5者連続三振の圧巻ピッチングを披露。準々決勝以降の新たな日本の秘密兵器の出現となった。
初登板で世界にいきなりその力を見せつけた。
両軍無得点の7回。宮城大弥投手(オリックス)の後を受けて3番手でマウンドに上がった金丸の奪三振ショーは1死からだった。まずは4番のM・チェルベンカ捕手を2球で追い込むと、高めの151kmのストレートで空振り三振。さらに次の指名打者、M・プロコプ内野手もカウント1ボール2ストライクから、今度は138kmのフォークで空を切らせた。
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そして8回も6番打者から3者連続で空振り三振。2イニングをノーヒット、5者連続三振の完璧な内容で無失点に抑え込んだのだ。
「どんどん強いストレートをストライク先行で投げていくことをテーマにして、球数も少なくストライクゾーンで勝負できました。変化球も上手に使うことができたので、次の登板につながるピッチングができたのかなと思います」
本人がこう分析したように全24球でMAXは154kmとストレートの威力は十分。カーブ、スライダーにフォークにチェンジアップと変化球の制球も冴え渡った。
“代替えメンバー”として侍ジャパンに合流
宮崎での事前合宿中に松井裕樹投手(サンディエゴ・パドレス)が故障で出場を辞退。キャンプには間に合わなかったが、藤平尚真投手(楽天)、隅田知一郎投手(西武)に続く3人目の代替えメンバーとして2月26日に代表チームが名古屋入りしたのに合わせて合流した。

