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マンガみたいな久保建英の“4人股抜き弾”以外もアガる場面ばかり… Jサポ視点で描く「代表戦イラストで振り返り」 

text by

千田純生

千田純生JUNSEI CHIDA

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photograph byJMPA/JUNSEI CHIDA(illustration)

posted2021/06/17 17:03

マンガみたいな久保建英の“4人股抜き弾”以外もアガる場面ばかり…  Jサポ視点で描く「代表戦イラストで振り返り」<Number Web> photograph by JMPA/JUNSEI CHIDA(illustration)

Jサポ的に見どころが多かった6月シリーズの代表戦。イラストは関連記事からご覧になれます!

南野&古橋、谷口&植田の同高校ストーリーが熱い

(3)フル代表にも色々なストーリーが

 W杯2次予選、ミャンマー戦で5ゴールの大迫勇也選手は相変わらずハンパなく、南野拓実選手も日本代表の記録となる7戦連発が生まれました。

 南野選手の一撃をお膳立てしたのは、自信もゴールも決めた古橋亨梧選手。興国高校では同学年だったそうですが、南野選手はセレッソ大阪の下部組織、古橋選手は部活出身という。彼らが日本代表で“再会”して、ともに活躍する――というストーリー性はマンガ顔負けです。南野選手と室屋成選手も幼馴染だったりするし……。

 あと、谷口彰悟選手と植田直通選手の対照的キャラな大津高センターバックコンビも実現するなど、高校サッカー関連のトピックも多かった気が。部活でがんばってる中高生のみなさんにも励みになってほしいですね。

 ミャンマー戦での勝利で2試合を残して最終予選突破を決めた日本ですが、親善試合を含む3試合が個人のアピールの場、として設定された印象がありました。個人のアピールという意味では、セルビアの監督がピクシー(ストイコビッチ)で、テクニカルエリアで一発トラップ狙った瞬間ありましたよね(笑)。あのワクワクさせる感じは現役時代や革靴ゴールの時と変わりませんし、試合前の会見では日本への愛情を語ってくれるなど、いつかまた日本で……という気持ちにもなります。

SNSの独特すぎ+“大喜利”的に楽しむ方法

 最近は各種SNSを片手にサッカーを見るという人も多いかと思いますが、マリノス勢に絡んだネタを2つほど。今流行りのクラブハウスでは「遠藤渓太選手が入ったら大声で教えてくださいRoom」という独特すぎなルームがありました。そんな活用方法があるとは(笑)。

 その一方でお馴染みのTwitterでは、キルギス戦でハットトリックを決めた(嬉しい!)オナイウ阿道選手について。

 ボスが旅立った現地セルティックのファンと見られるアカウントが「いい選手だねー。彼もアンジェと一緒に来ないかな」と英語で書き込んだところ、マリノス好きの人たちが“見つかっちゃった、ヤバい”とばかりに……リプ欄が「こいつの方がすごいって」と三笘選手ら川崎勢、川辺駿選手(広島)、坂元達裕選手(C大阪)、キャスパー・ユンカー選手(浦和)、なぜか柳田悠岐選手(ソフトバンク)と推しを送る“大喜利”状態になっていました。なお僕はレアンドロ・ダミアン選手を……。

 最近はSNSで物議を醸すというニュースが多いですが、こんな感じでコミュニケーションを楽しむ余裕を持ちつつ、再開されるJリーグ、そしてEUROなども堪能したいですね!(構成/茂野聡士)

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記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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