桜庭和志の名言
向こうの言うルールでやっつけますよ。
桜庭和志(格闘技)
2015/02/05
2000年5月の『PRIDE GP 2000』2回戦で、桜庭とホイス・グレイシーの対戦が実現した。ホイスは1R15分、ドローの場合は延長15分という通常ルールに異議を唱え、「2回戦および準決勝は1R15分の無制限ラウンドで判定決着なし。決勝は1R20分の無制限ラウンドで判定決着なし」とのルール変更を主張。さらにホイスに限っては、本人のタップかセコンドのタオル投入のみで決着、レフェリーとドクターにはストップの権限を与えないという条件も付けた。桜庭はホイスの要求を受け入れ、前代未聞の「時間無制限・決闘ルール」という世紀の対決が行なわれることになった。試合は6R終了時点で、ホイスのセコンドがタオルを投入。TKOで桜庭が勝利し、グレイシー一族の伝説を崩壊させたのだった。
Number645号(2006/01/19)