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「田澤廉に勝った男がまさかのブレーキで…」第10回NumberDo EKIDEN&エンジョイランに集まった笑顔のランナーたち【大会レポート】
posted2023/10/27 11:00

10月21日に開催されたNumberDo EKIDENのスタート
text by

Number編集部Sports Graphic Number
photograph by
Yuki Suenaga
レースはスタジアム内、そして隣接する公園内を使った1周2kmの特設コースを9周。18kmで争われた駅伝は、優勝争いはいつものようにハイレベルになったものの、秋晴れの下、会場は声援と笑顔で終始和やかな空気に包まれていた。
大会の各部門の優勝チーム、そして会場を盛り上げてくれたチームやランナーをピックアップ。多くの子どもたちが参加してくれたエンジョイラン部門も含め、会場の雰囲気が伝わる写真も豊富に掲載する。
國學院大學で箱根駅伝を走った選手や、あの大物ランナーに競り勝ったこともある選手とは?
駅伝に最年少で参加したランナーは何歳だったの?
まずは各部門の優勝チームをご紹介!
男性の部優勝 チーム「コソコソ」(記録:60分33秒)
「会社の同僚でチームを組みました。4人とも大学では陸上部で、國學院、明治、帝京、東海でそれぞれ本気で競技をしていたんです。1走の國澤(優志)だけは箱根駅伝で9区を走って、あとの3人はメンバー入りまででしたけど。社会人になってからも競技を続けていたのですが、引退。コロナ明けで運動不足だったので、みんなで駅伝に向けて走り始めました。以前の大会のタイムを見ていると、優勝は難しいかなと思っていたんですが、気づいたら優勝していました(笑)。思ったより走れましたね」(皆浦巧さん)
男女混合の部優勝 チーム「HRC駅伝部」(記録:72分39秒)
「僕の主催しているオンラインサロン、ハラケンランニングクラブのメンバーです。今日はレース前に、ストレッチのレクチャーもやらせてもらいました。でもせっかく来るんだからレースにも参加したいなと思い、今朝呼びかけたら、このメンバーが集まってくれました。駅伝はやっぱり楽しいですね。優勝できてうれしいです」(原健介さん)
合計160歳以上の部優勝 チーム「S66」(記録:83分56秒)
「地元のパパ友仲間とその友達、12人で3チームを組んで出ました。普段から少しは走っていますが、こういうレースに出ることはあまりないので楽しかったです。いつもゆっくりしか走らないおじさんたちなので、たまに心拍を上げるのはいいですね(笑)。勝算はあまりなかったですが、2走の彼女が早くて優勝できちゃいました。また大会に出たいです」(白井隆一さん)