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まさかの5失点大敗…名門・鹿島で何が起きている? 岩政監督「野心はない」発言の誤解…番記者が見たウラ側「昌子は嫌われ役、植田は怒り」
text by
内田知宏(スポーツ報知)Tomohiro Uchida
photograph byMasahi Hara
posted2023/04/22 11:02
鹿島復権を誓うFW鈴木優磨は低迷するチームを救うことはできるか。次戦は好調・新潟の本拠地に乗り込む
結果は出ていないが、鈴木優磨は鹿島復権にすべてを捧げる覚悟のプレーを見せる。口数が少ない植田直通からはふがいない内容、結果に対する怒りの空気を感じる。昌子源は黄金時代を支えた先輩に倣い、空気を引き締める“嫌われ役”を買って出る。岩政監督だけではなく、次の30年も鹿島が常勝であるために、それぞれの立場で向き合う姿がある。
解説などで勝負強さを見せた試合で使われる「鹿島らしい」は、もともとは「泥臭さ」や「あきらめない姿」を指して使われていた言葉だったという。今まさに、鹿島らしさが問われている。
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