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NumberWeb版2017年J1順位予想!
2強を追う存在、残留争いはどこ?
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Number編集部Sports Graphic Number
photograph byJ.LEAGUE PHOTOS
posted2017/02/24 08:00
レオ・シルバら即戦力を加えた鹿島と、中長期的なスパンで長澤らを補強した浦和。2強の充実度は群を抜く。
G大阪は「アンカー遠藤」がハマれば不気味。
不気味なのはG大阪だ。上記3チームと比較して明らかにパワー不足だが、アンカー・遠藤保仁は楽しみだし、“2年目のアデミウソン”は怖い。何より彼らも、優勝の意味と味をよく知っている。
根拠のない推察をこれ以上並べても言い訳がましく聞こえそうなので、結論を。優勝は川崎。いや、G大阪。「鹿島でも浦和ではない」をオリジナリティーのあるメッセージとして記し、G大阪の井出遥也がラッキーボーイとなる未来を予想する。
いずれにしても、拮抗するチームの間に差をもたらすのは戦力でも資金力でもなく、大きな野心の下に身を寄せ合って集う一体感だ。最後はそれだけが問われる。
今年はW杯最終予選に挑む日本代表の動向も各チームの浮き沈みに影響しそうだが、なんだかいつもより面白そうなJリーグを楽しむために、未来の日本代表監督候補が2人もいるチーム、磐田にはできるだけ足を運びたい。