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NBA界で今最も熱い論争、“ハック戦術”の是非を問う。~エンターテイメント性を守るためには変更も必要?~
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宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byGetty Images
posted2016/02/19 16:30
![NBA界で今最も熱い論争、“ハック戦術”の是非を問う。~エンターテイメント性を守るためには変更も必要?~<Number Web> photograph by Getty Images](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/d/8/700/img_d8dc5bf341890721cb1579e00d6797ae176088.jpg)
ドラモンドは、リオ五輪米国代表の最終候補。23本のFT失敗でNBAワースト記録を更新。
最近、NBA界を真二つに割るような熱い論争がある。フリースロー(FT)が苦手な選手に対して、ボールと関係ないところで意図的なファウルをしてFTを打たせる戦術、通称『ハック・ア・シャック』を制限するべきかどうか、ということだ。
以前から用いられていたこの戦術が、今になって論争となっているのは、近頃、使われる頻度が急激に上がっているからだ。昨季を通してリーグ全体でハックが行われたのは164回だったが、今季は開幕から2カ月たたないうちにその数を超え、シーズン1/3以上を残した現時点で300回に近づいているという。
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