田中史朗の名言
スーパーラグビーは個々のレベルがものすごく高いと感じました。それ以外は日本とあまり違わない。
田中史朗(ラグビー)
2014/12/27
日本代表のスクラムハーフである田中は、世界最高峰リーグと謳われる南半球のスーパーラグビー(SR)の日本人プレーヤー第1号だ。「コーチングの技術や理論は日本のトップリーグで学べるものと変わらないし、施設やグラウンドの環境は、日本の方がいいくらい。スキル面を見ても、日本の選手の方が高いな、と思う部分もあります。SRだから全員スキルが高い、というわけじゃありません」と率直な感想を述べる。しかし、日本と世界のトップとの差は歴然である。「違いを感じるのは意識の高さ」だと田中は言う。「僕が思ったのは、SRでは選手がみんな、ラグビーを楽しんでるな、ということです。ミスにすぐ反応できるのも、自分が楽しもうとしているから」と分析した。緊張感を楽しむ余裕は大切である。
Number831号(2013/06/27)