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ハーランドに南野拓実、ファン・ヒチャン。翼をさずける“レッドブル産”注目銘柄。
text by
三重野翔大Shodai Mieno
photograph byGetty Images
posted2020/09/04 20:00
ザルツブルクだとハーランドにファン・ヒチャン、南野拓実、ライプツィヒだとベルナー。“レッドブル産”は欧州各国リーグで大人気だ。
ラングニックが残したもの。
一方で、ライプツィヒはラングニックSDが退任して早1年。その後務めていたレッドブル社のサッカー開発部門責任者も7月31日をもって職を離れ、彼らは一時代の終焉を迎えた。それでも彼がライプツィヒとザルツブルクに残したものは脈々と息づいている。
ここで触れた選手はスター候補生の一部に過ぎず、両クラブにはまだまだ若き逸材が眠っている。
そんな逸材たちにビッグクラブが興味を示したくなるのは、この2クラブ出身の選手が数々の成功例となってきたから。
そして改めて認識したからだろう。レッドブルは安心のブランドだ、と。
マネとケイタがリバプールをプレミアリーグ初制覇に導いたように、ハーランドが鮮烈なデビューでドルトムントファンをときめかせたように、いつだってレッドブルは翼をさずけるのだ。