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今年の箱根駅伝“最強”は誰だ? 2026年版「箱根ランナー番付」を考えてみた「横綱は絶対エース・黒田朝日と…」「“山の名探偵”は大関昇進!」
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酒井政人Masato Sakai
photograph byNanae Suzuki(L)/Shiro Miyake(R)
posted2026/01/01 11:05
今年の「最強ランナー」は誰? 注目の30選手を「番付」でご紹介。黒田朝日(青学大/左)や佐藤圭汰(駒澤大/右)らの番付は?
横綱は優勝を目指す2大絶対エース!
横綱は黒田朝日(青学大4)と佐藤圭汰(駒大4)で文句ないだろう。黒田は3連覇を目指す青学大の絶対エース。過去2回は花の2区で快走を見せている。前々回は区間歴代4位(当時)の1時間6分07秒で区間賞。前回は1時間5分44秒(区間3位)の区間新で突っ走り、チームの連覇に貢献した。今季は出雲6区で区間賞、全日本7区で区間賞・区間新。MARCH対抗戦10000mでも青学大記録の27分37秒62でトップを飾っている。当日変更で3年連続となる2区への起用が濃厚。区間新&3連覇に到達すれば名横綱となるだろう。
佐藤は前々回、3区を区間歴代3位の1時間0分13秒(区間2位)で走破。昨季は恥骨を疲労骨折した影響で出雲と全日本は欠場するも、7区で従来の区間記録を57秒塗り替える1時間0分43秒を叩き出した。今季も恥骨の疲労骨折に苦しんだが、10月からポイント練習を開始。全日本(7区3位)で復帰して、その後も順調にトレーニングを積んでいるという。5000mで日本人学生最高の13分09秒45を持つスピードキングは最後の箱根でどんな記録を残すのだろうか。
〈2026年版・箱根駅伝最強ランナー番付〉
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【東】 【西】
横綱 黒田朝日(青学大4) 佐藤圭汰(駒大4)
大関 吉居駿恭(中大4) エティーリ(東京国際大3)
山口智規(早大4) 工藤慎作(早大3)
関脇 山川拓馬(駒大4) 斎藤将也(城西大4)
小結 溜池一太(中大4) 伊藤蒼唯(駒大4)
前頭筆頭 馬場賢人(立教大4) 青木瑠郁(国学院大4)
同二枚目 本間颯(中大3) ムチーニ(創価大3)
同三枚目 キムタイ(城西大4) 塩出翔太(青学大4)
同四枚目 上原琉翔(国学院大4) 岸本遼太郎(東洋大4)
同五枚目 前田和摩(東農大3) 野中恒亨(国学院大3)
同六枚目 辻原輝(国学院大3) 吉岡大翔(順大3)
同七枚目 楠岡由浩(帝京大3) 帰山侑大(駒大4)
同八枚目 平島龍斗(日体大4) 間瀬田純平(早大4)
同九枚目 桜井優我(城西大4) 宇田川瞬矢(青学大4)
同十枚目 小河原陽琉(青学大2) 岡田開成(中大2)
見逃せない新ヒーロー候補たち
上記の30人以外にも島田晃希(帝京大4)、網本佳悟(東洋大4)、小山翔也(駒大3)、山口竣平(早大2)、桑田駿介(駒大2)、小林竜輝(城西大2)らは幕内といえる選手だ。さらに、6区に登録された小池莉希(創価大3)や、箱根デビューとなる松井海斗(東洋大2)、鈴木琉胤(早大1)らがどんなレースを見せるのか。
大相撲では「金星」という言葉があるように、箱根駅伝でも格下の選手が格上の選手に勝つこともある。横綱、大関らの圧倒的な強さと、新ヒーロー候補たちのフレッシュな走りを堪能したい。



