テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
真美子夫人はもちろん「デコピンとも歩きたかったんだ…野暮な質問だった」大谷翔平の“テレビに映らない球宴ウラ話”「今永昇太とは球拾い」
text by
柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byMatt Pearce/UPI/AFLO
posted2024/07/30 06:00
オールスター、レッドカーペットでの真美子夫人と大谷翔平
「2人で歩くことは決まっていたので、色をどうしようかなと。ブラウンと白でいいんじゃないかなという感じで。じゃあ裏に(愛犬の刺しゅうを)入れようかみたいな感じだった」
前日の会見で愛犬デコピンも同行していることを明かしたが、姿が見えない理由について「“トイレ”をしたら困るので。お留守番をしていました」とも説明した。
“デコピンスーツ”にあった伏線とは
実は伏線が、今月7日の本拠地ブルワーズ戦後にあった。
選手、首脳陣らが家族とグラウンドで触れ合う「ファミリーデー」に参加した際、デコピンが遊撃後方と右翼付近で“トイレ”をするハプニングがあった。大谷が処理したが、レッドカーペットには連れて行けない最大の理由となっていた。
会場に連れて行けなくても、スーツの裏のデコピンと一緒に歩きたい――。前日の会見で詳細を明かそうとしなかったことも理解できた。我ながら野暮な質問だった、と自省した。
大谷にとって“家族全員”で参加したレッドカーペットショーだった。
大谷、ハーパーから聞いた“興味深い印象”
なおレッドカーペットショーと試合が同じ日に開催されるのもいかがなものかという声をここ数年聞くが、どうだろうか。現在は前日に会見&本塁打競争、当日にレッドカーペットショー&試合本番。ベストな割り振りな気もするが、レッドカーペットショーと前日会見は将来的に融合できる可能性を秘めているだろう。
そして迎えたオールスター本番。ここでは大谷に加えて、メジャー屈指のスラッガーであるブライス・ハーパーから“それぞれの興味深い印象”を聞くことができた。<つづく>