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真美子夫人はもちろん「デコピンとも歩きたかったんだ…野暮な質問だった」大谷翔平の“テレビに映らない球宴ウラ話”「今永昇太とは球拾い」 

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柳原直之(スポーツニッポン)

柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara

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photograph byMatt Pearce/UPI/AFLO

posted2024/07/30 06:00

真美子夫人はもちろん「デコピンとも歩きたかったんだ…野暮な質問だった」大谷翔平の“テレビに映らない球宴ウラ話”「今永昇太とは球拾い」<Number Web> photograph by Matt Pearce/UPI/AFLO

オールスター、レッドカーペットでの真美子夫人と大谷翔平

 まず(1)に関して、昨年は「柵越え」や「MVP」を珍しく目標に掲げていたが「自分のできるパフォーマンスをしっかり準備して発揮したい。どういう結果になるか分からないけど、あとは無事に終えたいです」と、いつもの謙虚な大谷らしい回答だった。(3)は前回の取材対応での反省を生かし質問した。「今年はDHだけなので、今のところ感じることはないです」とのこと。今後のリハビリメニューの状況や来年の投手復帰後に実感することがあるかもしれない。(4)はグラウンド外の雑感として、確認する必要があった。

Q:家族や奥さま、愛犬のデコピンはオールスター戦の会場に来ていますか?
A:来ています。
Q:明日は一緒にレッドカーペットに参加する予定ですか?
A:その予定ではいます。

 野球以外の質問で時間を割くのは本望ではない部分もあるし、詳細を答えたくない気持ちはこちらとしてもひしひしと伝わったが、最低限の受け答えをしてくれた。

 この質問を切り出したからか、ある記者に「ナイスガッツ」と感謝された。各選手の取材時間は45分与えられていたが、その後の混乱を避けるため、もしくは事前の予定通りなのか、大谷は28分で終了した。

今永と“外野で球拾い”、フリーマンの愛息とは…

 残り17分。まず私はブライス・ハーパー(フィリーズ)のブースに向かった。過去4年は故障などもあって欠場していたため、球宴で大谷と“初共演”。実りある取材機会となった。

 大谷はその後、ナ・リーグのフリー打撃中に“球拾い”として外野に姿を現した。今永昇太(カブス)、マルセル・オズナ(ブレーブス)らと談笑し、ドジャースで同僚のフレディ・フリーマンの長男チャーリー君とじゃれ合う姿もあった。

 MLB側が招待したゲストとして来場した花巻東(岩手)から米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎が、フリー打撃を食い入るように見つめている姿も印象的だった。

テオスカーHR競争優勝と“不安定音程”の国歌

 本塁打競争は、テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)が優勝した。

 フィリーズなどの他球団は選手が残って出場選手をサポートし続けたのに対して、ドジャースはタイラー・グラスノーだけが残り、大谷、フリーマン、ウィル・スミスは初戦を終えると退席したことがSNSなどで物議を醸した。

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