最後のシーズンはリーグ優勝を果たせなかったが、最終節の大経大戦では「4番・右翼」でスタメン出場。久しぶりに指名打者ではなく、守備につきながらバットを振った。

「小中高と、ケガで試合に出られなかったことがなかったので、思うようにいかない苦しみもありましたが、最後の最後に（フルで）出られて良かったです。大学野球は終わりですが、これからも練習は続けます。パーソナルトレーニングをして筋肉量を計ることもそうですし、水泳トレーニングなど自分に出来ることは死ぬ気でやって、ケガをしない体作りをしていきます。

　自分の持ち味は打撃なので、（チームから）求められる打撃ができるように。それ以上に人として必要とされる選手になりたいです」

外野手の強化を求める中日にとっては魅力的な素材だった　©︎Fumi Sawai

　即戦力の若手の外野手の台頭が求められるチーム事情も踏まえ、中日では早期からの表舞台での活躍が期待される。持ち前のハングリー精神も福元の武器。野球人生のセカンドステージでの目標は、6位指名から這い上がり、名古屋のファンを沸かせることだ。

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