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【球界の年男大集合】森下暢仁&オコエ瑠偉と杉下茂は72歳差! イチローと三浦番長も丑年です

posted2021/01/01 17:04

 
【球界の年男大集合】森下暢仁&オコエ瑠偉と杉下茂は72歳差! イチローと三浦番長も丑年です<Number Web> photograph by JIJI PRESS/Takashi Shimizu

2021年の年男である森下暢仁(左)とイチロー。丑年生まれの野球人の活躍に期待したい

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広尾晃

広尾晃Kou Hiroo

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JIJI PRESS/Takashi Shimizu

 大変な2020年が終わって、2021年、今年こそは前向きな良い年にしたいと思う。今年は丑年だ。2021年プロ野球の「年男」を並べてみよう。

<1997(平成9)年生まれ。当年取って24歳>
 両リーグで67人いる。カッコ内は誕生日、成績は2020年の一軍成績。球団別、誕生日順に並べている。育は育成選手である。

・ソフトバンク
【投】泉圭輔(3/2)40試0勝1敗0SV 8HD 34.2回 率2.08
【投】笠谷俊介(3/17)20試4勝4敗0SV 0HD 57回 率2.84
【捕】谷川原健太(4/16)
【外】柳町達(4/20)12試4打1安0本1点0盗 率.250
【投】高橋純平(5/8)
【捕】海野隆司(7/15)5試4打0安0本0点0盗 率.000
【内】黒瀬健太(8/12)育
【内】川瀬晃(9/15)70試141打27安0本10点2盗 率.191
【投】野澤佑斗(11/6)育
【投】杉山一樹(12/7)11試0勝0敗0SV 1HD 16.2回 率2.16
【投】大関友久(12/14)育

 ソフトバンクは最多の11人。球団によって選手数のばらつきがあるのは、年ごとのドラフトでの獲得方針が異なるからだ。ソフトバンクは2015年に高校生、2019年に大学生を多く指名している。2019年は高橋純平がセットアッパーで活躍したが、今年は故障で離脱した。代わって泉圭輔が中継ぎで活躍し、笠谷俊介もプロ初勝利を挙げた。川瀬も内野手として日本シリーズに出場した。

・ロッテ
【投】本前郁也(10/2)育
【内】福田光輝(11/16)15試23打2安0本0点0盗 率.087
【投】原嵩(12/6)
【外】高部瑛斗(12/11)5試10打1安0本0点0盗 率.100
【捕】植田将太(12/18)育
【内】平沢大河(12/24)

 2015年ドラ1の平沢大河は2018年には正遊撃手の座をつかみかけたが、2020年は右ひじ痛に悩まされ、10月には手術を受けた。今年は再起の年だ。

・西武
【内】佐藤龍世(1/15)
【投】高橋光成(2/3)20試8勝8敗0SV 0HD 120.1回 率3.74
【投】粟津凱士(3/1)
【外】愛斗(4/6)7試13打2安0本3点0盗 率.154
【投】出井敏博(4/29)育
【捕】柘植世那(6/3)17試38打7安2本5点1盗 率.184
【投】藤田航生(12/11)

 前橋育英時代に甲子園優勝投手になった高橋光成は、8勝ながら初めて規定投球回数に達し、シーズン100奪三振も記録した。さらなる成長を果たせるか。

・楽天
【内】渡邊佳明(1/15)35試95打20安0本12点0盗 率.235
【捕】堀内謙伍(4/15)10試7打0安0本0点0盗 率.000
【外】オコエ瑠偉(7/21)
【投】福森耀真(9/27)
【内】村林一輝(10/6)3試1打0安0本0点0盗 率.0
【投】津留崎大成(10/10)33試1勝1敗0SV 1HD 34.1回 率4.19

 高校時代、この世代では目立っていたオコエ瑠偉だが、昨年は一軍出場なし。石井一久新監督からお目玉を食らった。2019年のドラフト3位で慶応大から入団した津留崎大成は独特のカーブで中継ぎとして売り出す。

・日本ハム
【外】姫野優也(4/2)育
【内】平沼翔太(8/16)52試158打36安0本6点1盗 率.228
【外】片岡奨人(11/16)
【外】宮田輝星(12/2)育
【投】鈴木健矢(12/11)11試0勝1敗0SV 0HD 11.1回 率7.94

 敦賀気比を優勝に導いた平沼翔太は2021年で6年目だが、ここまで正遊撃手の座にはまだ届いていない。さらなる飛躍なるか。

・オリックス
【投】鈴木優(2/5)13試1勝3敗1SV 2HD 38.2回 率6.52
【外】佐藤優悟(4/2)育
【投】富山凌雅(5/3)18試0勝2敗0SV 3HD 18.1回 率4.42
【投】村西良太(6/6)4試0勝1敗0SV 0HD 8回 率9.00
【投】吉田凌(6/20)35試2勝2敗0SV 7HD 29回 率2.17
【内】勝俣翔貴(7/20)5試8打0安0本0点0盗 率.000
【外】大下誠一郎(11/3)32試88打19安2本9点0盗 率.216

 東海大相模時代は小笠原慎之介の2枚看板だった吉田凌は、シュートボーラーとして売り出す。大下誠一郎は育成から9月に支配下登録され9月15日の一軍デビュー戦で初打席初本塁打のド派手なデビュー。以後も“ヤジ将軍”として存在感を示している。

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