□セ・リーグ
＜捕手＞
◎大城卓三（巨）40.33
（74安9本41点 率.270）85試
梅野隆太郎（神）38.79
（78安7本29点 率.262）97試
會澤翼（広）33.84
（61安7本36点 率.266）64試
木下拓哉（中）31.03
（67安6本32点 率.267）87試

出場試合数でいえば阪神、梅野が上だったが「打てる捕手」巨人の大城が初受賞。

＜一塁手＞
◎村上宗隆（ヤ）103.28
（130安28本86点 率.307）94試
大山悠輔（神）77.74
（122安28本85点 率.288）27試
D.ビシエド（中）57.85
（109安17本82点 率.267）109試
松山竜平（広）48.04
（112安9本67点 率.277）102試
J.ボーア（神）45.28
（80安17本45点 率.243）97試
中島宏之（巨）40.02
（83安7本29点 率.297）88試

　ヤクルト、村上が突出していた。阪神の大山にも3票入っていたものの今シーズン、一塁は27試合しか守っていなかった。

＜二塁手＞
N・ソト（De）63.45
（108安25本78点 率.252）66試
◎菊池涼介（広）52.53
（102安10本41点 率.271）103試
山田哲人（ヤ）49.80
（85安12本52点 率.254）88試
吉川尚輝（巨）48.39
（97安8本32点 率.274）104試
阿部寿樹（中）45.74
（108安13本61点 率.257）114試

　二塁手としては打撃成績ではDeNAソトが1位だったが、出場試合数や守備力などを勘案すれば広島、菊池の選出が妥当だったと言えよう。

＜三塁手＞
◎岡本和真（巨）84.49
（121安31本97点 率.275）118試
大山悠輔（神）77.74
（122安28本85点 率.288）108試
宮崎敏郎（De）63.63
（129安14本53点 率.301）112試
堂林翔太（広）61.43
（112安14本58点 率.279）93試
高橋周平（中）59.54
（120安7本46点 率.305）106試

　本塁打、打点の二冠に輝く巨人、岡本が1位。ただし岡本がいなければ阪神・大山が選ばれてもおかしくなかった。ベストナイン選出ではこうした「ポジション被り」が明暗を分けることがしばしばある。

＜遊撃手＞
◎坂本勇人（巨）77.96
（119安19本65点 率.289）113試
田中広輔（広）55.15
（95安8本39点 率.251）112試
京田陽太（中）47.18
（109安5本29点 率.247）120試
木浪聖也（神）34.36
（74安3本25点 率.249）91試

　巨人・坂本が順当に選出された。

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