第95回箱根駅伝(2019)BACK NUMBER
王者は盤石、シード権争いは熾烈な戦いに?
区間配置から読む第95回箱根駅伝。
text by
生島淳Jun Ikushima
photograph byAFLO
posted2018/12/31 12:00
前回大会1区。区間エントリー後もスタート直前まで各チームの読み合いが続く。
選手の実力が発揮できる天気に……。
心配なのは気象条件で、2日の往路で気温が下がり、向かい風が強く吹いた場合は、2013年に日本体育大学が優勝した時のような、荒れたレース展開になるケースもある。
出来れば、選手が力を発揮できるような天気になって欲しい。
また、1区には前回インフルエンザで欠場を余儀なくされた近藤秀一(東京大学・4年)が念願の初出場なるか、そして東京国際大学の留学生モグス・タイタス(3年)が、レースをかき回すのではないか、との予測もある。
区間エントリーが発表されて、いよいよ本番が近くなってきたことを実感する。
青山学院大学の連覇に注目が集まっているが、他の学校も黙ってはいないだろう。
95回目の箱根駅伝、楽しみがいっぱいだ。